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【イベントレポート】ポタフェス2025大阪

静かに広がるブランドたちとともに

2025年5月31日(土)、グランキューブ大阪にて開催された「ポタフェス2025大阪」は、約2,000人を超える来場者で賑わい、関西エリアのポータブルオーディオファンにとって充実した1日となりました。


IidaPiano Co., Ltd.は、HeartField、KuraDa、CAMERTON、Ambient Acousticsといった高品位なブランドを携え、ブース3F-27に出展。多くの熱心な試聴者に恵まれ、ブース内では一時的に試聴待ちが発生する場面も見られるなど、盛況のうちに終了いたしました。



■ HeartField CU8 : 参考出展にして主役級の注目

今回のIidaPianoブースの主役とも言える存在が、HeartFieldの新作CU8。美しい天然シェルとジュエリーのような繊細な加工による筐体は目を引き、4BA構成による密度の高い音作りは多くの来場者を唸らせました。


HeartFieldらしいニュートラルで緻密な音作りに共鳴した方も少なくなかったようです。試聴後すぐに別の機種と比較しに戻ってくる方も多く、深い印象を残していたのが印象的でした。


なお、CU8は現在発売前のモデルとなっており、製品の詳細仕様や発売時期については、改めて弊社より正式にご案内いたします。今後の続報にぜひご期待ください。


■ KuraDa KD-Q1 & CAMERTON Binom-ER

日本のオーディオブランドKuraDaからは、3Dプリント技術を駆使して開発されたKD-Q1を展示。「URDドライバー」「3Dステッチイヤーパッド」などの独自技術に関心を持つ方が多く、じっくり試聴される姿が印象的でした。

また、実際のオーナーの方がブースにお越しくださり、感想を直接お聞きできる場面もありました。開発者にとっても大きな励みとなる出会いであり、製品の広がりを実感する機会となりました。


日本でも徐々に認知が進んでいるドイツの高級ヘッドホンブランドCAMERTONからは、Binom-ER SILVERを出展。関西での展示は今回が2回目となります。

その独自の音響設計と造形美を兼ね備えたモデルは、ハイエンドヘッドホン愛好家から強い関心を集め、試聴された方からは「自然な響きと空間表現が抜群」といった声も寄せられました。



■ その他の出展機種とブランドの広がり

Ambient AcousticsのMADシリーズ、HeartFieldの過去モデル(鹿、Blanc、Sirberiaほか)、アンプ試作機「アリアドネ」なども含めて、試聴体験の幅は多彩でした。


HeartFieldが2022年に「鹿」で日本市場に登場して以来、製品のライフサイクルを重視する設計思想と、ブレのない美学が静かに共鳴を広げている印象です。CU8も含め、同ブランドのモデルはほぼすべてのモデルが現役で販売が続いており、一過性ではない“選ばれる理由”がそこにはあります。



■ まとめ

ポタフェス大阪2025は、単なる製品の試聴の場にとどまらず、ブランドの姿勢や哲学までを共有できる貴重な時間となりました。


ご来場くださった皆さま、そして試聴・ご意見をくださった皆さまに、改めて御礼申し上げます。

今後も、心を動かす“音”とともに、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。



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