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【イベントレポート】春のヘッドフォン祭 2025

  • 執筆者の写真: iidapiano
    iidapiano
  • 5月12日
  • 読了時間: 3分

~深化する試聴体験と、音へのこだわり~

2025年4月26日(土)、ステーションコンファレンス東京にて「春のヘッドフォン祭 2025」が開催されました。国内外のオーディオブランドが集うこのイベントは、年々来場者の関心も高まり、今回も活況を呈していました。

本レポートでは、会場での試聴環境や来場者の声、そして製品の特徴をお伝えします。


■ 話題を呼んだ“本気の”ヘッドホン試聴システム

今回の展示で特に注目を集めたのが、重量級のハイエンド機材を用いたヘッドホン試聴システムです。IidaPianoブースでは、通常の試聴環境では再現が難しい音場や駆動力の表現に着目し、アンプやDAC、電源周りまで徹底的に構築されたフルシステムを用意。


単なるヘッドホンの音を聴くという枠を超え、「システムとして鳴らすことで見えてくる音の本質」を体感できる展示となり、熱心な来場者からは「この環境で聴けて本当に良かった」との声も多く寄せられました。


注目の出展モデル
  • KuraDa「KD-Q1」

3Dプリントハウジングとセラコート仕上げを融合させた最新仕様。耐久性だけでなく審美性にも優れた外観が印象的でした。高精度な製造と音響設計の両立を目指した取り組みとして、メディアや愛好家の注目を集めました。


  • CAMERTON「Binom-ER」 × Brise Audio YATONO HP Ultimate

特別仕様のリケーブルと組み合わせた参考展示が実施され、繊細で滑らかな音質が高評価を得ました。音の広がりや階調の豊かさが、ハイエンド機材との相性の良さを際立たせていました。


  • Ambient Acoustics

ウクライナ発の多ドライバーIEM。24ドライバーながら過剰感のないチューニングが特徴で、試聴者からは「情報量と自然さの両立」という評価が多く寄せられました。 また、ブースには印象的な出来事もありました。かつて、私たちが正規代理店となる前――まだAmbientが「AMシリーズ」を展開していた時代に、個人で製品を直接輸入購入されたというお客様が偶然来場され、ブランドとの“再会”に感激されていたのです。

「今こうして国内で試聴・相談できるとは思っていませんでした」と笑顔で語られた姿がとても印象的でした。


製品の音質だけでなく、ブランドとの距離が近づいたことを喜ばれる瞬間に立ち会えたことは、私たちにとっても大きな励みとなりました。


  • HeartField

中国で注目されているHeartFieldブランドも出展。今回は主にブランド紹介と既存モデルの試聴にとどまりましたが、まもなく新製品も予定しており、今後の展開が期待されます。



■ メディア取材 & イベントの盛況ぶり

多くのメディアが訪れ、Binom-ERの技術的な特長 や KuraDa KD-Q1の新仕様 について取材いただきました。


メディア掲載情報



■ 今後の展開

今回のイベントで試聴された製品は、今後も引き続き試聴機会を設ける予定です。

また、製品に関する詳細な技術解説や開発ストーリーも、今後のコンテンツでお届けいたします。


詳細は、公式SNSおよび公式ウェブにて随時発信してまいります。

X(Twitter):https://x.com/IidapianoM



■ おわりに

IidaPiano Magazineでは、今後もこのようなイベントの様子や注目モデルを継続的にレポートしてまいります。秋のヘッドフォン祭でも、さらに深化する“音の体験”をお届けできることを楽しみにしています。

引き続きIidaPiano Co., Ltd.の活動にご注目ください。








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