
2026年8月7日
Valphonics(北アイルランド)「LANDER 20Hz」取扱い開始のお知らせ ― 本日8月7日(金)より予約受付開始
有限会社飯田ピアノは、英国・北アイルランドのイヤホン専門ブランド「Valphonics(ヴァルフォニクス)」の日本総輸入代理店として、イントラコンカ型(耳甲介に収めるタイプ。インナーイヤー型/フラットヘッド型とも呼ばれます)イヤホン「LANDER 20Hz」の取扱いを開始いたします。
予約受付は本日 2026年8月7日(金)より開始し、販売・発送は 2026年8月28日(金)より順次行います。価格は 39,600円(税込/税抜36,000円)です。

Valphonicsについて
Valphonicsは、北アイルランド・ニュータウンアーズ(Newtownards)を拠点に、デザイナーの Joshua Castles(ジョシュア・キャッスルズ)氏が手がけるブランドです。2020年の開始以来、耳を密閉しない開放型のイヤホンを専門に製作を続けており、2025年11月には海外オーディオ専門メディア Headphonesty でも紹介されています。
同ブランドのものづくりを貫いているのは、かつて存在した設計や技術を、いまの技術でやり直すという姿勢です。製品は自社工房で設計から組立までを一貫して手がけ、一台ずつ手作業で仕上げられています。
開放型の構造的な弱点に、ヘルムホルツ共鳴器で答える
イヤーピースで耳道を密閉しない開放型のイヤホンは、装着の軽さと自然な音の広がりを持つ一方、密閉によって低域の音圧を確保できないため、低音が逃げやすいという構造上の弱点を抱えてきました。
LANDER 20Hzは、これとは異なるアプローチをとります。本体後部にヘルムホルツ共鳴器を組み込み、共鳴によって低域を得るという方法です。共鳴器を後部ボディに集約したのは、装着性への影響を最小限に 抑えるためだと説明されています。製品名の「20Hz」は、人間の可聴域におけるサブベース(超低域)が始まる周波数に由来します。

本機が拠りどころとするのは、19世紀の物理学者ヘルマン・フォン・ヘルムホルツの名を冠する共鳴器と、1990年代に国内の大手オーディオメーカー各社が手がけたパイプ型イヤホンの発想です。Castles氏自身、これらが新しい技術ではないと認めたうえで、「ただ、その考えをほんの少し違うかたちで実装しただけです」と語っています。その"少しの違い"を可能にしたのが、現代の造形技術でした。
設計者のCastles氏は、本機についてこう説明しています。
「これまで実現された ことはなくとも、誰もが夢見なかったわけではない設計。LANDER 20Hzは多くのイヤホンが踏襲する設計を土台に、入念にテストを重ねた共鳴器を組み込むことで設計を変えた。装着性の問題を最小限にするため、共鳴器は低域を生み出す後部ボディに凝縮してある」
― Joshua Castles(Valphonics デザイナー)
主な仕様
・型式:イントラコンカ型(インナーイヤー型/フラットヘッド型)イヤホン
・振動板:15.4mm(PET+LCP複合)
・ボイスコイル:CCAW(銅クラッドアルミ線)
・感度:98dB/mW
・インピーダンス:64Ω
・筐体:MJFナイロン(Multi Jet Fusion方式の3Dプリント造形)/皮膚に安全な塗装仕上げ
・接続:MMCXコネクター(市販の汎用ケーブルと組み合わせ可能)
・付属品:フォームカバー、ケーブル(3.5mm)、キャリングケース
・仕上げ:ブラックのみ
・製造:英国(一台ずつ手作業で組み立て)
仕上げをブラックのみとしたのは、量産時の一貫性と耐久性を優先するという設計者自身の判断によるものです。
価格・スケジュール
・価格:39,600円(税込)/36,000円(税抜)
・予約受付開始:2026年8月7日(金)
・販売・発送開始:2026年8月28日(金)
保証・修理について
製品保証は1年間(ドライバーおよびケーブルの不良)です。修理が必要となった場合、製品は英国の工房へ返送のうえ対応いたします。これは、左右ドライバーの特性を揃えるチャンネルマッチングを設計者本人が行っているためで、修理も同じ手で行うことが品質維持の前提となっています。
返送を伴うため通常の国内修理よりお時間をいただきますが、修理のご相談・お取次ぎは弊社が承ります。保証期間内の英国への返送費用は弊社が負担いたします(保証期間を超える場合は、往復の送料をお客様にご負担いただきます)。
製品ページ・ご予約
製品の詳細と最新の受付状況は、下記のページでご覧いただけます。
本件に関するお問い合わせ
有限会社飯田ピアノ オーディオ事業部
TEL:055-991-5432/Email :info@iidapiano.store
