LANDER 20Hz
主な特徴
本体後部にヘルムホルツ共鳴器を搭載、装着性を損なわずに豊かな低域を生成
15.4mm PET+LCP複合振動板+CCAW(銅クラッドアルミ線)ボイスコイル
98dB/mW・64Ωの扱いやすい仕様
MMCXインターフェースで汎用ケーブルに対応
MJFナイロン(3Dプリント造形)に皮膚へ安全な塗装仕上げ(ブラックのみ)
英国・ニュータウンアーズの自社工房で一台ずつ手作業組立
■製品概要

ヘルムホルツ共鳴器が生む、フラットヘッド型の低域。
英国・北アイルランドのイヤホンブランド Valphonics(ヴァルフォニクス)による、イントラコンカ型(耳甲介に収めるタイプ。インナーイヤー型/フラットヘッド型とも)イヤホンです。デザイナーの Joshua Castles 氏が6年間にわたり積み重ねてきたイヤホン設計の経験を、一台に結実させたモデルです。
多くのイヤホンが踏襲してきた基本設計をそのまま追うのではなく、本体後部にコンパクトに収めたヘルムホルツ共鳴器を組み込むことで設計を刷新。装着性を犠牲にすることなく、豊かな低域を引き出しています。「20Hz」という名前は、可聴サブベース帯域が始まる周波数から取られました。
■設計の背景
本機が拠りどころとするのは、19世紀の物理学者ヘルマン・フォン・ヘルムホルツの名を冠する共鳴器(ヘルムホルツ共鳴器)と、1990年代にソニーやアイワが手がけたパイプ型イヤホンの発想です。Joshua Castles 氏自身、これらが新しい技術ではないと認めたうえで「ただ、その考えをほんの少し違うかたちで実装しただけです」と語ります。その“少しの違い”を可能にしたのが、現代の造形技術でした。
ヘルムホルツ共鳴器はオーディオの世界で広く用いられており、ゼンハイザーもフラッグシップの IE 900 に採用していますが、そちらは高域を整えるための使い方でした。同じ原理を低域の生成に向けたところに、本機の独自性があります。
オーディオ専門メディア Headphonesty(2025年11月)は本機を、フラットヘッド型では困難とされてきた低域再生に古典的な原理で挑んだ製品として取り上げています。
■仕様
形式:イントラコンカ型(インナーイヤー型/フラットヘッド型)イヤホン
振動板:15.4mm PET+LCP複合振動板
感度:98dB/mW
インピーダンス:64Ω
ボイスコイル:CCAW(銅クラッドアルミ線)
筐体:MJFナイロン(Multi Jet Fusion方式の3Dプリント造形)/皮膚に安全な塗装仕上げ(ブラックのみ)
接続:MMCXインターフェース(汎用ケーブル対応)
付属品:フォームカバー、ケーブル(3.5mm)、キャリングケース
保証:1年
製造:英国(一台ずつ手作業で組み立て)
※本製品は予約制です。予約受付開始 2026年8月7日、販売・発送開始 2026年8月28日を予定しています。

