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2025年6月19日

Soranik、日本国内取り扱い開始のお知らせ

有限会社飯田ピアノ(本社:静岡県三島市)は、ベトナム・ホーチミン発のイヤホンブランド「Soranik(ソラニック)」の日本国内での取り扱いを開始いたします。


Soranikは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ドライバー技術をいち早く実用化したブランドの一つとして、欧州・アジア圏を中心にじわじわと注目を集めてきました。第一弾として、MEMSドライバーを搭載した注目モデル「MEMS-3」「MEMS-3S 2025」の導入を予定しており、今後、順次詳細を発表してまいります。


■ ブランド紹介|Soranik

Soranikは、2012年にベトナム・ホーチミンで Hieu Tran(ヒュー・チャン) 氏によって設立されたIEMブランドです。

「ベトナムのオーディオエンスージアストとアーティストに真に応える製品を」という明確なビジョンのもと、カスタムIEM市場からその歩みを始め、現在では欧州・アジア圏でも着実に評価を高めています。


創業初期から、チタンチューブを大胆に採用した「ION」や、高精度なSonion製静電ドライバーを搭載した「DES」など、革新的な技術導入と丁寧な音響設計の両立で注目を集めてきました。

中でも2019年発表の「DES」は、ベトナム国内のハイエンドイヤホン市場において転機となる存在として語り継がれています。


MEMS時代を切り拓く存在として──デュアルMEMSから「3S 2025」へ

近年、SoranikはMEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)技術に基づいた製品開発に注力。2023年には業界初のデュアルMEMSドライバーIEM「MEMS-2」を発表し、翌年には改良モデル「MEMS-3S」を展開しました。


MEMSによるドライバー構成は単なる“技術の新しさ”に留まらず、自然な音場表現と解像度の高さを両立する音作りに昇華されています。2025年には最新チューニングを施したアップデートモデル「MEMS-3S 2025」が登場し、今後の展開に大きな注目が集まります。




■ 取り扱いの背景

私たちIidaPianoは、まだ広く知られていない技術やブランドの中に、次の時代につながる価値が潜んでいると考えています。市場の定番とは異なる、新しい選択肢を見つけ出し、丁寧に紹介していくことが私たちの基本的なスタンスです。


Soranikはまさに、そうした基準に照らして注目すべき存在でした。MEMS技術という革新性に加え、それを音響設計と丁寧な造り込みに結びつけている点に、製品としての誠実さと実力を感じています。


一時的な流行や数値上のスペックではなく、「どう聴こえるか」「なぜそう設計されているか」といった本質的な観点から、Soranikの製品は日本市場においても意味のある選択肢になると確信し、今回の取り扱い開始に至りました。


■今後の製品展開について

Soranikブランドの製品については、今後「MEMS-3」「MEMS-3S 2025」などの発売を予定しております。

具体的な製品情報や発売日、取扱店の詳細につきましては、決定次第、当社WebサイトおよびSoranikブランドページにて順次ご案内いたします。




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