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Hybrid 3 Pro

主な特徴

  • 3ドライバー・ハイブリッド(10mm PEEK+PU DD+6mmグラフェンDD+平面磁界)

  • 特許取得のフラットインピーダンス設計「FIBAE」で機器を選ばない(7Ω±1.3Ω)

  • P.O.D.搭載でウーファー前室圧力を最適化

  • 別売チューニングキットで低域をフラット〜重低音まで調整可

  • ポーランド自社アトリエで手仕上げ

■ 製品概要

Hybrid 3 Pro

Custom Artの「Hybrid 3 Pro」は、低域・中域・高域それぞれに異なる駆動方式のドライバーを割り当てた、3ドライバー・ハイブリッド構成のイヤホンです。ドライバーの数を競うのではなく、帯域ごとにもっとも適した素材と方式を選ぶという考え方で設計されています。


同社のハイブリッド機として、リファレンスに求められる中立性を軸に据えた一台です。録音に余計な色を足さずに映し出す方向でまとめられており、モニタリングにも、日常のリスニングにも無理なく使えます。



Three Drivers, Three Materials

帯域ごとに駆動方式を割り当てた3ドライバー構成

低域には10mmのPEEK+PU複合振動板ダイナミックドライバー、中域には6mmのグラフェン振動板ダイナミックドライバー、高域には小型の平面磁界駆動ドライバーを配置しています。振動板の素材とサイズ、そして駆動方式のそれぞれを、担当させる帯域に合わせて選び分けた構成です。


この3基を3wayクロスオーバーで統合し、サブベースに焦点を当てた重心の低い低域、Custom Artらしく描かれるボーカル、そしてスネアやギター、ピアノの実体感を高めた上位中域から下位高域までを、ひと続きの音としてまとめています。



Flat Impedance by Design

鳴らす機器で音が変わらないFIBAE設計

多ドライバーのイヤホンは、周波数によってインピーダンスが上下するため、接続するアンプやプレーヤーの出力インピーダンス次第で音のバランスが変わってしまいます。Custom Artはこの前提そのものに手を入れ、クロスオーバーを含む設計全体でインピーダンスと位相を平坦に保つ FIBAE(Flat Impedance Balanced Armature Earphone/米国特許 US 10,728,664 B2、発明者 Piotr Granicki)を開発しました。


Hybrid 3 Proの公称インピーダンスは7Ω @1kHz、変動幅は10Hz〜20kHzの全帯域でわずか±1.3Ωに収まっています。感度110dB @1kHz @0.1Vと合わせ、スマートフォンに直挿ししても、据置アンプにつないでも、同じバランスの音が得られます。



Pressure Optimizing Design

ウーファー前室の圧力を整えるP.O.D.

ダイナミックドライバーは、振動板の前にある空間(前室)の圧力の掛かり方によって、低域の出方と音場の見え方が変わります。Custom Artは独自の Pressure Optimizing Design(P.O.D.)により、この前室の圧力を正規化する構造を採っています。


低域の量感を確保しながら、音場が内側に押し込められないようにする。この二つは通常であれば引き換えになりがちですが、P.O.D.はその両立を構造の側から支えています。



3D-Printed Acoustic Waveguide

位相を乱さずに高域を整える3Dプリント導波管

高域には、3Dプリントで造形した音響導波管(ウェーブガイド)を用いています。ドライバーから鼓膜までの経路を精密に設計することで、位相を乱すことなく高域の特性を整えることができます。


Custom Artは企画から造形までを自社で行うため、こうした内部構造を設計側の意図どおりに作り込めます。3Dプリントは外形の自由度のためだけでなく、音そのものを作る手段として使われています。



Honest Highs

録音をそのまま映し出す高域

高域は速く、微細で、伸びやかでありながら、余計な色付けを避けて録音そのものを映し出す方向にチューニングされています。聴き心地を優先して角を丸めるのではなく、収録された情報をそのまま届けることを優先した設計です。


そのぶん、良い録音は良く、粗い録音は粗く鳴ります。制作の現場で使われることを想定した一台であることが、この方向性によく表れています。



Adjustable Low End

別売キットで変えられる低域

別売のチューニングキットを使うと、低域をフラットから重低音寄りまで段階的に調整できます。装着したまま物理フィルターで特性を変えられるため、聴く音楽や用途に合わせて一台の性格を切り替えられます。


ドラムやベース、ボーカルのモニタリングにはフラット寄りで、カジュアルなリスニングには低域を厚めに。用途ごとに機材を持ち替えずに済むのは、実務でも趣味でも扱いやすい点です。



Handcrafted in Warsaw

ポーランドの自社アトリエで一台ずつ

Custom Artは2012年の創業以来、企画・音響設計・3Dプリントによる造形・手仕上げまでを、ポーランド・ワルシャワの自社アトリエで一貫して手がけてきました。「最高の製品を、最も手の届く価格で」という創業者Piotr Granickiの信条が、この体制を支えています。


本機はユニバーサルフィットでの取り扱いとなります。付属のNull Audio Ethosケーブル(3.5mm・2pin着脱式)のほか、EVAケース、ワックスピック、乾燥剤、保証カード、イヤーピースが同梱されます。



■ 詳細仕様

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