Binom-1
主な特徴
一基のフルレンジドライバー「Binom-A2」で32Hz〜28kHzを受け持つクロスオーバーレス設計
振動板はバルサ材+異方性カーボンファイバーでわずか2.6g
プライウッド一体成型エンクロージャー・背面バスレフ
ドイツ・ベルリンの自社工房でドライバーを一基ずつハンドメイド生産、社名とシリアルを手刻印
飯田ピアノ自社デモの基準スピーカーとして今後の試聴機会でご案内
■製品概要

ドライバーが、すべて。
Binom-1は、ただ一基のフルレンジドライバーで32Hzから28kHzまでを受け持つブックシェルフ・スピーカーです。複数ユニットもクロスオーバーも持ちません。搭載する「Binom-A2」はシリーズ最上位のドライバーで、バルサ材に異方性カーボンファイバーを組み合わせた振動板はわずか2.6g。低域ではピストン運動で豊かな量感を、中高域ではベンディングウェーブ動作へと滑らかに移行し、自然な広がりを描きます。
プライウッドの一体エンクロージャーが余分な共振を抑え、背面バスレフがこの小ささからは思えない低域を生みます。ユニットがひとつだから位相は乱れず、音像の焦点と定位は際立ちます。「白紙から、本当に良い音だけを追う」——Camertonの設計哲学が凝縮された一台です。
Camertonはヘッドホン「Binom-ER」で日本でも高い評価を得てきたブランドですが、実はスピーカーこそがブランドの原点。その設計思想をヘッドホンへ落とし込んだのがBinom-ERであり、本機Binom-1はその源流にあたるスピーカーです。
自社製フルレンジドライバー「Binom-A2」への一点集中
Camertonが何より重んじるのは、システムの心臓部であるドライバーユニット。スピーカーもヘッドホンも自社開発のユニットだけを搭載します。Binom-A2は振動板の補強材に異方性カーボンファイバーを、磁気回路には精密シリコン鋼と軟磁性合金パーメンジュールを採用した、シリーズ最上位のフルレンジドライバーです。
クロスオーバーレス設計による位相・定位の正確さ
複数ユニットを組み合わせるマルチウェイ構成ではなく、一基のフルレンジドライバーだけで全帯域を受け持つことで、クロスオーバー回路による位相の乱れを排除。音像の焦点と定位が際立つ、単一ユニットならではの純度の高い再生を実現しています。
ベルリンの工房でのハンドメイド生産
ドライバーはすべて自社の工房で一基ずつ手づくりされ、社名とシリアルナンバーが手で刻まれます。ピアノブラックの鏡面仕上げに、“Camerton(音叉)”をかたどったシルバーのロゴが浮かびます。飯田ピアノ自社デモの基準スピーカーとして、今後の試聴機会でご案内してまいります。
設計者 Oleh Lizohub の哲学 ── 「白紙から、本当に良い音だけを追う」
既存の常識をいったん脇に置き、「本当に良い音とは何か」という問いだけを頼りに設計を進める。その姿勢が、これまでにない精度と力強さ、そして豊かな音楽性を生んできました。その思想はまずヘッドホンBinom-ERとして結実し、日本でも高い評価を獲得。そして、その源流にあるスピーカーこそが、このBinom-1です。
■ 詳細仕様
型式 | シングルドライバー・スタンドマウント型ブックシェルフ |
搭載ドライバー | Binom-A2(最上位フルレンジ・換装可) |
再生周波数 | 35Hz–28,000Hz(低域−6dB 32Hz) |
能率 | 88dB(2.83V/1m) |
公称インピーダンス | 8Ω |
最大入力・推奨アンプ | 最大入力100W/推奨アンプ15〜150W |
エンクロージャー | プライウッド一体成型・背面バスレフ |
外形寸法/質量 | 200×385×300mm/8kg(1本あたり) |
仕上げ | ピアノブラック塗装 |
設計 | Oleh Lizohub(ドイツ・ベルリン) |

